WordPressサイトを久々に設定してみて
久しぶりにWordPressサイトを立ち上げる作業をしました。このプロセスは以前と比べて簡単になっている部分もあれば、変更点に戸惑う場面もありました。以下に、作業の流れや感じたことをまとめてみました。
サイト構築の第一歩:準備
最初に取り組むのは、レンタルサーバーの契約です。サーバーはウェブサイトの「家」にあたるもので、データを保存したり、サイトを訪れる人が閲覧できるようにするために必要です。最近のレンタルサーバーは、初心者でも使いやすい管理画面を提供しており、迷わず作業を進められるのが嬉しい点でした。
次にドメインの取得を行いました。ドメインとは「www.○○.com」のようなサイトの住所のようなもので、これがなければ誰も訪れることができません。この作業も数クリックで完了するほど簡単で、数年前に比べて手間が減ったと感じました。
セキュリティの重要性:SSL登録
ドメインを取得した後は、SSL証明書の登録を行いました。SSLとは、サイトを訪れる人の通信を暗号化する仕組みです。これが設定されていると、ブラウザに「鍵マーク」が表示され、サイトが安全であることを示します。現在ではGoogleの評価にも影響するため、設定は必須です。サーバーの管理画面から簡単に登録できたため、特に困ることはありませんでした。
WordPressのインストールと設定
SSLが設定できたら、次はWordPressのインストールです。これもレンタルサーバーのコントロールパネルから数クリックで完了しました。以前は手動でファイルをアップロードしたり、データベースを手作業で作成する必要があったため、非常に便利になったと感じました。
インストール後は、テーマの選択や基本設定を進めました。WordPressは「PHP」「HTML」「CSS」「JavaScript」といった言語で構成されており、それぞれが連携して動作しています。これらの技術を知っているとより高度なカスタマイズが可能ですが、現在ではほとんど意識することなく、クリック操作だけで多くの設定が完了します。
プラグインの設定と新しい気づき
WordPressの便利な機能の多くは「プラグイン」と呼ばれる追加機能によって提供されます。サイトのセキュリティ、SEO対策、スパム対策など、用途に応じてプラグインを追加します。基本的な設定は覚えていたものの、以前使っていたプラグインがなくなっていたり、新しいものが増えていたりして、少し戸惑いました。
特に、WordPressのエディターが「Gutenbergエディター」に進化していたことに驚きました。このエディターは「React.js」というJavaScriptのライブラリを使って作られており、直感的にブロックを配置してコンテンツを作成できます。慣れるまでは少し時間がかかりましたが、これまで以上に効率よく作業が進められるようになりました。
最後に感じたこと
久しぶりのWordPress設定は、新しい技術や変更点に触れる良い機会になりました。一方で、基本的な部分は大きく変わっておらず、記憶を頼りに進めることができました。以前は技術的な知識が必要だった作業も、今では簡略化されており、初心者でも安心してサイトを立ち上げられるようになっています。
こうした進化を感じながら作業を終えたとき、達成感と同時に、改めてWordPressの便利さを実感しました。これからは定期的に触れて、さらにスキルを磨いていきたいと思います。
以上が久々のWordPress設定の体験談です。同じようにサイトを立ち上げようと考えている方の参考になれば幸いです。
2025/01/07 午前10時の投稿から”Python”の体験記に入ります。