17.アサーション (Assertions)
・アサーションは、コード中で特定の条件が満たされていることを検証するために使用されます。Pythonではassert文を使い、条件が偽の場合にはAssertionErrorが発生します。主にデバッグ時に利用され、プログラムの意図が正しく反映されているかを確認するための重要なツールです。本番環境では通常無効化されます。アサーションを適切に使うことで、コードの信頼性が向上します。
18.ビット演算 (Bitwise Operations)
・ビット演算は整数をビット単位で操作する演算です。AND(&)、OR(|)、XOR(^)、NOT(~)、シフト演算(<<、>>)などがあります。効率的なデータ操作が可能で、特に低レベルのプログラムや暗号化、ネットワークプロトコルの実装で重要な役割を果たします。ビット操作を用いると、数値演算やフラグ管理が高速に行えます。
19.列挙 (Enumerations)
・列挙型は、意味を持つ定数の集合を定義するために使用します。Pythonではenumモジュールを使って実現します。例えば、曜日やステータスなどの固定された選択肢を表現するのに便利です。コードの可読性が向上し、定数の誤使用を防止します。列挙型は、定義済みの値を識別しやすくし、型安全性を強化します。
20.アルゴリズムライブラリ利用 (Using Algorithm Libraries)
・Pythonには標準ライブラリやサードパーティ製の強力なアルゴリズムライブラリが豊富にあります。itertoolsやfunctoolsは効率的な反復処理や関数操作を提供し、numpyやpandasはデータ処理を最適化します。これらのライブラリを活用することで、基本アルゴリズムの実装に費やす時間を削減し、開発効率を向上させることができます。
17.アサーション (Assertions)
・例: assert condition
x = 10
assert x > 5, “xは5より大きくなければなりません”
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18.ビット演算 (Bitwise Operations)
・例: &, |, ^, ~, <<, >>
a = 0b1010 # 10 in binary
b = 0b1100 # 12 in binary
result = a & b
print(bin(result)) # 0b1000 (8 in decimal)
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19.列挙 (Enumerations)
・例: for i, value in enumerate(iterable)
fruits = [“りんご”, “バナナ”, “ぶどう”]
for index, fruit in enumerate(fruits):
print(f”{index}: {fruit}”)
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20. アルゴリズムライブラリ利用 (Using Algorithm Libraries)
・例: math, itertools, functools
• itertoolsを利用した組み合わせ生成
import itertools
data = [1, 2, 3]
combinations = list(itertools.combinations(data, 2))
print(combinations) # [(1, 2), (1, 3), (2, 3)]
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